南海電鉄-高野線・新今宮・84年8月
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引退間近だったデラックススームカー20001系のお名残 乗車を果たした'84年8月に、新今宮のホーム端にて暫く の間、高野線車両にカメラを向けた。 この頃の南海本線は急行用11001系と通勤用7001系に 7101系の3車種に集約されていたのに対し、高野線では 極楽橋まで直通するオールMの17m車である特急車と 急行車、並びに林間田園都市以北で運用される20m級 ステンレス車体の通勤車群に大別され、更に泉北高速 からの乗り入れ車両もあってバラエティに富んでいた。 8000系は、営団7000系で実用化されたAVF(自動可変 界磁)電機子チョッパを採用し、制御機能的には画期的 であった。但し、回生ブレーキ失効時の発電抵抗器の 搭載スペースが困難な事や、経済性の評価から試作車 のみで終わり、後は界磁チョッパ車に引き継がれた。 その界磁チョッパ制御車8200系も僅か3編成で増備は 打ち切られ、インバータ制御車に切り替わった。 |
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