阪神電鉄・7001系
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阪神7001系は、'70年に登場した日本初の電機子チョッパ制御車の営業用編成であり、また阪神初の冷房車であった。 前年から製造された7801系増備車と同様に丸みを帯びた車体に両開き扉を装備して、新しい阪神の赤胴車スタイルを確立した。 チョッパ制御車としては、営団地下鉄が中心となり開発した回生ブレーキ付電機子チョッパ車が省エネの代名詞として有名であり、各地下鉄に普及した。 但し、この7001系の場合は比較的停車駅間距離の長い急行運用に投入されるので、7801系"経済車"と同様に電制を省略し、力行専用チョッパ車として製作された。この主回路の無接点化と省保守化を志向した点が地下鉄車両と異なり、興味深い。 '90年以降は、直流直巻電動機を流用し制御装置を更新して界磁添加励磁制御方式となり、2000系に改番された。震災による廃車車両も一部あったが、'08〜'11年に惜しまれて全車廃車となった。 (カラー画像と2000系は下記アルバムをご覧下さい) "阪神電鉄・7001系−想い出のカラー" "阪神電鉄・2000系" |
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