阪神・併用軌道線−金魚鉢
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阪神電鉄の併用軌道線車両の内、71形、91形、201形は通称”金魚鉢”と親しまれ、戦前の日本の路面電車を代表する車種であった。 71形は1937年に登場し、当時流行の流線形の車体に、正面及び側面から屋根にかけての緩いカーブ、流線形のカバーを付けた埋め込み式ヘッドライト、大きな窓ガラスと扉や窓上部に設けられた優雅な曲線等、戦前当時の阪神間モダニズムを具現化したスタイルであった。 このデザインは、増備形式である91形と201形にもほぼ継承され、'75年の併用軌道線全廃まで全数が健在であった。 |
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