山陽電鉄・2000系

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'84-6-7 高砂〜御上の松
鋼製車 2001 他3連

'82-1-17 網干
ステンレス車 2010 他3連

'81-8-30 須磨浦公園〜塩屋
アルミ車 2013 他3連

'76-11-7 西代
ステンレス車 2015 他3連




'82-1-17 姫路 鋼製車 2001 他3連

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"山陽電鉄・71年7月"


2000系は'56〜'63年にかけて製作された初の高性能車で、特急用として導入され3両編成8本が存在した。
基本性能は同一で、初期に登場したMc-Mc編成は後に中間T車を増備して、2M1T編成に統一された。

試作車的な要素が高く、車体は鋼製、ステンレス製、アルミ製に別れ、軽合金の比較検証に供された感があった。車内も特急運用とラッシュ時対策の狭間で苦労したため、2扉ロング、2扉クロス、3扉ロングと変化し、その多彩な形態を楽しむ事が出来た。

神戸高速鉄道を介して当時600Vであった阪急・阪神に乗り入れる事を想定したため、架線電圧に応じて主回路を直列/並列に切り替える、いわゆるオシドリ方式と呼ばれる複雑な装置が採用された。その結果、保守面で短命となり、一部3000系T車に組み込まれた車両以外は、'90年までに廃車もしくは除籍となった。