名鉄・5500系
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'81-7-27 笠松 8連 |
名鉄5500系は、'59年に登場した日本初の通勤用冷房車 であり、当時は「大衆冷房車」と呼ばれた。 名古屋という車社会の地域特殊性によるのか、未だ一般 家庭にクーラーも普及していない時代に於いて料金不要 の一般車に冷房化を実施し、他の大手私鉄に比べて10年 も先行したのは特筆に値する。 オールM構成で2両編成と4両編成があり、後継のパノラマ カー導入後も特急・急行に運用された。 上記の画像からは名古屋を中心に様々な方面行の優等 列車が発着していた事が分かり、眺めるだけでも楽しい。 火災に会った5509号車は、焼損復旧時に車体新製され 高運転台式に変更されたので、異彩を放っていた。 5517編成を含み最後に残った3編成は3通りの復活塗装を 纏い最後の活躍をしていたのが記憶に新しいが、'05年に 全車廃車となった。 (名鉄初の高性能車5000系は下記アルバムをご覧下さい) "名鉄・5000系" |