名鉄揖斐線/岐阜市内線・想い出のカラー

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'75-7-30 黒野
モ700形704+ク2320形2327

'75-7-30 本揖斐
モ520形525+モ510形514

'75-8-1 徹明町
モ560形 564

'81-7-27 徹明町
モ570形 574




'81-7-27 新岐阜駅前
モ510形514+モ520形525

(モノクロ画像は下記をご覧下さい)
"名鉄・岐阜市内線"
"名鉄・揖斐線・75年7月"


広大な路線網を有する名鉄には魅力ある路線が多数存在するが、何と言ってもローカルムードに溢れる600V線区が一番人気であった。

大正生まれの旧美濃電のモ510形+モ520形が、揖斐線直通急行として豪快に2連で岐阜駅前まで顔を出す様は、正に古色蒼然といった雰囲気であった。
ピエロの衣装の様な塗色も、一時期左の写真の様なスカーレット一色に変更されたが、その後また赤と白のツートンカラーに戻っている。当時の上下すっきりとした塗り分けに比べ、近年の正面の金太郎スタイルはどうもいただけない気がした。

岐阜市内線では、北陸鉄道金沢市内線から来たモ550形(元モ2000形)やモ560形(元モ2200形)が良い雰囲気を醸し出していた。
旅客離れは激しく、有力な引き受け企業が見つかる事も無く、'01年9月には揖斐線の黒野以西が、'05年3月には全ての600V区間と、惜しまれつつ段階的に廃線となってしまった。