近鉄・11400系
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近鉄11400系は「新エースカー」として'63年に登場した。 "エースカー"10400系の出力を増強した発展形であり、旧性能特急車群を置き換えて名阪乙特急や伊勢特急の近代化に寄与すると共に、特急運転網の拡大や速度向上に貢献した。 Tc+Mc1-Mc2の3両編成を基本とし、先頭形状は中央貫通式で窓位置を高くして左右対称形となり、屋根上に分散式空調装置を設け、以降の特急車の標準となった。 必要に応じTc車を増結もしくは解放して2〜4両編成に対応出来るので、トランプのエースカードの如く自由自在に使えるのに例え「エースカー」と命名されたが、当時の花形であった"新ビスタカー"10100系や"スナックカー"12000系の活躍の影では地味な存在であった。 22000系の投入により、'93〜97年に全車廃車となった。 |
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