近鉄・2200系
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![]() '71-2-2 布施 2227系 モ2237 他4連 (名古屋線元特急車は下記をご覧下さい) "近鉄・6301系" |
近鉄2200系・2227系(新2200系)は、上本町〜宇治山田間を結ぶ参宮急行電鉄(上本町〜桜井間を開業した大阪電気軌道の系列会社)が製造した我が国初の本格的な長距離急行電車であり、33‰の急勾配が連続する布引山地をものともせずに疾走した名車であった。 戦後の特急創設時には一部の車両は座席指定特急車両として整備され、特に宇治山田寄りに連結されたデトニ2300形にはコンパートメント室が設けられ、一般車に格下げ後もその姿をとどめていた。 上記写真に紹介する頃は、上本町〜宇治山田間の急行を中心に運用されていたが、'70年以降の4扉固定クロスシート車の2600系・2610系の増備に伴い、2200系は'74年に、2227系は'76年までに全車廃車となった。 |