阪神電鉄・青胴車・5101形
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阪神5101形は、試作車5001形の成果を反映して'59年より製作されたジェットカーの量産車の両運タイプで、 片運車の5201形と共に単車走行可能とし、それまでの小型車3両編成を大型車2両に置き換える事が出来た。 正面貫通式のロングシート車となり、急行系の赤胴車に対して"青胴車"として普通系の標準色を確立した。 加速度4.5km/h/s、減速度5.0km/h/sという極めて高い高加減速性能を誇り、何かに掴まっていないと将棋倒 しになりそうな急加速振りであったが、急行の合間を縫って次の退避駅まで逃げ切る各停運用に活躍した。 保守に手の掛かる直角カルダン駆動方式と非冷房車のために、2代目5001形に代替される事となり、'80年までに全車廃車となった。 車体は2扉化され京福(福井)と琴電に譲渡され、'14年までえちぜん鉄道MC1101形として1102号車が運用されていた。 (その他の青胴車は下記アルバムをご覧下さい) 行先表示板付き最終編成 5143F |
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