阪神電鉄・7001系

画像をクリックして拡大写真をご覧下さい。

html/hsr71.htm

html/hsr72.htm

html/hsr73.htm

html/hsr74.htm

'71-7-15 魚崎
7101 他5連

'72-7-14 西宮
7103 他5連

'74-10-4 千船
7103 他6連

'74-10-4 野田
7117 他6連




'86-9-15 須磨浦公園 7105 他6連



 
 阪神7001系は、'70年に登場した日本初の電機子
 チョッパ制御車の営業用編成であり、また阪神初の
 冷房車であった。
 前年から製造された7801系増備車と同様に丸みを
 帯びた車体に両開き扉を装備して、新しい阪神の
 赤胴車スタイルを確立した。

 チョッパ制御車としては、営団地下鉄が中心となり
 開発した回生ブレーキ付き電機子チョッパ車が省エネ
 の代名詞として有名であり、各地下鉄に普及した。
 但し、この7001系の場合は比較的停車駅間距離の
 長い急行運用に投入されるので、7801系"経済車"
 と同様に電制を省略し、力行専用チョッパ車として
 製作された。この主回路の無接点化と省保守化を
 志向した点が地下鉄車両と異なり、興味深い。
 
 '90年以降は、直流直巻電動機を流用し制御装置
 を更新して界磁添加励磁制御方式となり、2000系
 に改番された。震災による廃車車両も一部あったが、
 '08〜'11年に惜しまれて全車廃車となった。
 

    
 ← '83-6-19 板宿 7105 他6連


   
 (2000系については下記アルバムをご覧下さい)
          
"阪神電鉄・2000系"