名鉄・3780系
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3780系は、旧型車のHL車(手動進段・間接制御車)用機器を流用した車体更新車で、'66年に登場した。 高運転台にパノラミック・ウィンドウ、貫通扉上部に設けられたミュージックホーンからなる前面形状が特徴で、全金属製の軽量車体に両開き2扉と2個1組の側窓を有し、デラックスな雰囲気を醸し出した観光通勤両用車両として誕生した。 車内には一人掛けシートと二人掛けシートの転換クロスシートを点対称配置すると共に冷房装置も備え、支線直通優等列車を中心に運用された。 '78年には1500V昇圧された瀬戸線に全編成が転属し、支線の冷房化に貢献したが、HL車で性能も低く、本線からの6000系転入に伴い'96年までに全廃となった。 |
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