京王電鉄・想い出のカラー
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![]() '74-3-13 明大前 6000系 |
新都心新宿を起点に武蔵野の新興高級住宅街や多摩ニュータウンを結ぶ京王帝都(現京王)は、その軽快な車両スタイルで人気が高かった。特に、正面のパノラミックウィンドウで新しい京王のイメージを確立した5000系や、ステンレス車特有の単調さを編成毎に色彩を変えたFRP化粧板でカバーしたステンプラカー3000系は、名車と呼ぶに相応しい洗練さがあった。 そのためか、両車は現在、地方私鉄でも譲渡車両として引っ張りだこであり、3000系は岳南、上毛、松本、北陸で、5000系は富士急、伊予、一畑、琴電などの各社で第2の車両人生を送っている。 これからは、これら大手私鉄初期高性能車の譲渡先を訪ねて地方私鉄を巡り、懐かしさにふけるのも楽しいかも知れない。 |