南海電鉄・電気機関車
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創業時からの貨物輸送の歴史を持つ南海電鉄では、 '70年代に於いても多くの貨物取扱駅を有していた。 運用路線は、主に天王寺〜堺間と和歌山市〜東松 江間に二分されており、'70年現在の電気機関車保 有両数は4形式23両を数えていた。 ED5101形、ED5121形は通称「南海形」と呼ばれる 凸形機で、DC1500V昇圧に前後して'74年までに全 車廃車となった。 ED5151形は東芝戦時標準形で、同系列機は各社 に見られる。昇圧後も活躍したが、天王寺接続の 貨物列車の運行廃止に伴い'78年に廃車となった。 ED5201形は南海形の近代化性能向上車で、'84年 の貨物輸送全廃時に廃車となった。 |