京阪電鉄・宇治線−79年7月
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京阪電鉄・宇治線は、本線中書島より分岐して銘茶の産地でも ある宇治に至る観光路線であったが、茶畑が広がっていた沿線 もベッドタウン化され、今や通勤通学路線に大きく変貌した。 2000系は、かつては「スーパーカー」の愛称を持ち、回生制動を 常用したオールM編成で高加減速性能を誇っていた。昇圧改造 も冷房化も困難なため、間もなく2600系に生まれ変わりつつある 終焉期を迎え、4連の支線運用でノンビリと活躍中であった。 上記に紹介した当時は、早朝・深夜を除き大半の列車が中書島 でスイッチバックして三条まで直通し、ラッシュ時には急行(宇治 線内は各駅に停車)も運行されていた。 六地蔵の線路脇には釣り人が憩う池もあったが、今は埋め立て られ、当時を偲ぶ和やかな光景はもう見られない。 ← '79-7-8 中書島 2000系 2056他4連 |