阪急5200系は'70年に登場した阪急初の冷房車で、 営業運転初日の'70/7/1に、帰校時に神戸線特急 運用に颯爽と就く姿を見掛けたのが忘れられない。 8連2本に5連と4連が夫々1本ずつという変則的な 陣容で導入された。神戸線の特急で活躍する以外 にも宝塚線や今津線でも運用された。 編成替えが頻繁に行われて、5000系との併結や、 中間T車として2000系や2800系が組み入れられた 編成も存在した。 仕様は基本的には5000系と同等で冷房化を追加 したに過ぎなかったが、試作的要素が多く両数も 少ない事から、'90年代には全て廃車となった。 |